子どもが安心して食べられる。2児の父ちゃんが育てる農薬に頼らない「きぼうのいちご」

不可能と言われたからこそ誕生した。心と体がよろこぶ「きぼうのいちご」

みんな大好きな「イチゴ」ですが、無農薬栽培が難しい作物です。慣行栽培(一般的な栽培方法)で使う農薬の回数は、なんと50〜60回にも及びます。 ですが、二児の父である林さんは、驚くことに、農薬や肥料に頼らずにイチゴを育てています! 子どもたちの未来を思い描きながら、家族や仲間と必死に育てた「きぼうのいちご」は、林さんの愛情を感じる、やさしさに溢れた味わいです。

消防士からの転身、自身の経験から農薬を使わない栽培へ

「ちょうど大阪に来た時に阪神淡路大震災を経験して、そこで活躍する消防士さんに憧れを抱きました。高校卒業後は消防士になり10年勤めました。やりがいのある仕事でしたが、実家の土地が余っていることもあり、農家に転身しました。 幼少期に家の畑を手伝っていた時は農薬の危険性を知らなかったので、合羽も着ずに農薬を撒き、その度に寝込んでいました。その体験から、自分が農業を行うなら農薬を使わずにやりたいと思っていました。 その後、『奇跡のリンゴ』で有名な、木村秋則さんの本を読み、農薬も肥料も使用しない自然栽培の存在を知り、心から感動して、ワクワクしました!さらに自然栽培について学んでいくと、自然栽培でイチゴを育てることは、ほぼ不可能だということを知り、「だったら、自分が挑んでみよう」と決意して、現在は農薬や肥料を使用せずに落花生とイチゴを育てています。」

自然栽培のパイオニアである木村秋則さんから影響を受け、農薬や肥料をしない自然栽培を志した林さん。周囲の農家からは「自然栽培でいちごはムリだ」と言われたが、諦めることなく2年間農業を学び、不可能とも言われる農薬不使用でのいちごの栽培に成功した。

「残留農薬が多い農作物ランキング」3年連続で第一はイチゴという現状

「一般的なイチゴには50回以上の農薬が使用されいる 2018年度版、アメリカの環境保護 NPO 機関 EWG(The Environmental Working Group)が発表した「残留農薬が多い農作物ランキング」では、3年連続でイチゴが1位となりました。この報告は、米国農務省が47種類の果物と野菜について行った約39,000件の検査にもとづいたもので、日本でも2019年に規定以上の残留農薬が検出された苺が出荷停止になりました。 日本の場合、慣行栽培で苺を育てる際の農薬使用量は、平均50〜60回です。ですが、これは回数なので、1回で複数の種類の農薬を撒いている場合もあります。さらに、苗作りの間は農薬使用量は規制されていなので、無制限です。 慣行栽培の苺農家さんが畑に来てくれたことがありますが、虫がいるのを見て「こんな風に虫が出るんだ」と驚いていました。慣行栽培では、虫が出る前に農薬を撒くので、そもそも虫に遭遇することがないそうです。 大量の農薬を必要とするイチゴですが、慣行栽培の人も仕方なく使っています。それほど、育てるのが困難な農作物なんです。」

林さん(園主)のご親戚が大病をされた時に「きぼうのいちご」を渡すと「スーパーで売られているいちごは身体が拒否して食べられなかったのに、このいちごは美味しい」と言われたそうです。農園にはアレルギーで果物が苦手なお子さんも購入に来てくれるとか。

できる限り「葉にやさしくしたい」から、虫を取るのも全て手作業

「農薬を使わずにイチゴを育てるのに、特に大変な時期は9〜11月。葉を一枚一枚見て、全て手作業で全株の虫を取ります。1日一棟出来たら良い方で、五棟目まで終わったら最初からまたスタートです。それを毎日繰り返します。葉や花を食べるので、最初に花を死守しないと収量が劇的に減るんです。厄介なのが、この虫は新芽につくので、爪楊枝で葉をそーっと広げながら一匹ずつ取っていくしかありません。葉が擦れないように、できる限り軍手は使わず、素手で行っています。 そして、自然栽培の場合だと、養分が入ってくる瞬間が水やりの時だけなので「水」がとても大切です。夏は暑さですぐに土が乾くし、でも、水を与えすぎると雨に弱くなってしまいます。結果、僕がたどり着いた答えは「水やりをこまめに頑張る」ことです。何度も畑に行っては土の状態を確認します。大変ですが、水をあげる量や天気を見計らいながら、今日はどうしようかと考えて、イチゴと会話していくのはたのしいです。」

1日に何度も土の状態を確認して、徹底的に水の管理を行います。赤く実をつけるまでも長い道のりにも関わらず、最高のイチゴを届けるために厳しい基準を持ち、それをクリアしないものは、味が変わらなくとも加工用に回すそう。

不可能だから、おもしろい。答えがないから、確立させたい

「僕は「オーガニックパンク」を掲げて農業をしています。イチゴの栽培は難しいですが、そこがおもしろい、魅力だと感じています!前例のないものは、栽培方法を調べても出てこないし、教えてくださる方でさえ答えは確立されていない。だからこそ、自分のやり方を模索できます。そこが一番イヤなところであり、たのしいところです。」

「上手く育つのか、収益になるのかというヒヤヒヤ感と隣合わせですが、常にリスクと闘っているようで力が湧いてきます。前歴(消防士)も常に危機感がある仕事だったので、農業でも今のような栽培方法を選んだのかもしれません」と話してくれた。職業が変わっても『生きる希望を与える」ことをし続けている姿に、今では多くの応援者がついている。

山小屋のような、温もりのある農業を目指して

「「美岳小屋」という園名は、山岳救助をやっていた経験から考えました。山小屋って、コミュニティーの場なんです。職業は変わっても、農園として山小屋のような温かい場所になりたいという気持ちと、嫁さんと僕の名前を一文字ずつとりました。 今は、福祉施設や大学生、カフェオーナーさんや庭師さんなど、多種多様な人が畑に応援に来てくれます。美岳小屋のイチゴは発酵する力が強いそうで、天然酵母のパン屋さんも好んで使ってくれています。酵母が生き生きしていて、モチモチに仕上がるそうです。こうして日々増えていく仲間や繋がりに心から感謝しています。いずれはイチゴ狩りフェスなどのイベントも開催していきたいと思っています。 農業を通じて、子どもたちが健康で幸せに過ごせる日本を創作していきます!」

最近は、母校である中学校の講演に登壇させていただいたり、地元のお店やマルシェで販売も行っているそう。「地域の繋がりを大切にして、これからの食と農について少しづつ伝えていければと思います」とひまわりのような笑顔で話してくれた。

生産者のこだわりポイント
贈り物にもピッタリな美しいイチゴを目指して

味はもちろん、大切な人に贈りたくなる美しさを目指しています。農薬や肥料に頼らないので、虫の害は避けられませんが、できるかぎり美しいイチゴをお届けしています。
※美しさの基準は美岳小屋の判断です。全てが同じ大きさ、形ではありませんのでご了承ください。

一株一株の成長に目を向ける

美岳小屋では、虫を手作業で払い、水をこまめにあげるなど、イチゴに触れ合う回数が多い農園です。美味しいイチゴになるためには、葉や根の栄養バランスが大切なので、偏っていると感じた時には、イチゴと対話をしながら手をかけていきます。

昔ながらの土耕栽培

地面の土を使わない高設栽培や、土も培地も使わずに液肥だけで育てる養液栽培なども増えてきましたが、美岳小屋では、昔ながらの安心なイチゴを目指し、地面の土を使う土耕栽培を行っています。

「美岳小屋」が安心な3つの理由
  • 定植後、農薬・肥料は一切使用しません。
    化学農薬はもちろん、有機栽培で認定された農薬や肥料も使用しません
  • 定植後、成長ホルモンは一切使用しません。
    成長をよくするためのホルモン剤は使用しません
  • 定植後、炭酸ガスは一切使用しません。
    収量や品質を向上させるために使う炭酸ガスは使用しません
    ※いちごの苗は購入です
メイド イン ジャパン100の安心基準
  • 1. 農薬一切不使用
  • 2. 化学肥料一切不使用(有機肥料・自家配合肥料使用)
  • 3. 動物性肥料一切不使用
  • 4. 除草剤一切不使用
  • 5. 食品添加物一切不使用
  • 6. 種が日本国内で育ったものである(自家採種 又は購入)
  • 7. 生産地が日本国内である
  • 8. 加工地が日本国内である
  • 9. 生産者が日本人である(日本の若者の雇用を推進します)
  • 10. 加工者が日本人である(日本の若者の雇用を推進します)
  • ※苗は購入。定植後、農薬・肥料不使用
子どもが安心して食べられる。2児の父ちゃんが育てる農薬に頼らない「きぼうのいちご」 と「ピーナッツバター」

■きぼうのいちご 【販売期間】11月頃〜4月頃

イチゴは特に無農薬栽培が難しい作物であり、慣行栽培(一般的な栽培法)で使う農薬の回数は、なんと、50〜60回!そんなイチゴを、定植後、農薬はもちろん、肥料さえ使わずに育てられた「きぼうのいちご」は、甘みと酸味がほどよく交じり合っています。
パン屋さんが天然酵母として使うと、他のイチゴでは出せないような上質な酵母に仕上がるそうです。
食べたことない美食に出会いたい方、食から身体を労わりたい方、大切な人にプレゼントしたい方、ぜひ、この味わいと気品高い香りをご堪能ください。


■ピーナッツバター【販売期間】3月頃〜

農薬、肥料不使用の自然栽培で育てた落花生を自家焙煎し、ピーナッツバターにしました。
鹿児島県与論島の島ざらめと海塩(じねん)のみ使用し、落花生本来の味を生かしたピーナッツバターです。
落花生の風味を最大限お届けするため、基本的には注文後、殻をむき、焙煎して加工しています。

原材料:落花生(愛知県産)、島ざらめ(与論島)、食塩(与論島)
添加物:使用なし
内容量:110g
賞味期限:製造日から180日

■生産者 林剛
■商品名 きぼうのいちご、自然栽培ピーナッツバター
■産 地 愛知県豊田市 ■種 : 苗購入
■栽培法 無農薬、無肥料、自家採種、耕す、マルチ使用、堆肥は緑肥
(雑草や麦:雑草や麦は土作りになるので枯らして種を植える状態の時の土として使用)
■価格 きぼうのいちご1パック 1,800円(税込1,944円、送料別)
お得な3パックセット 5,100円(税込5,508円、送料別)
自然栽培ピーナッツバター ※栽培状況によって異なるため、2019年秋以降の決定
■出荷日 きぼうのいちご 11月〜4月頃 / 自然栽培ピーナッツバター 3月頃〜
(出荷開始時期のご注文より1週間以内の発送)
■送料 以下参照(税込) ※2パックまでの料金
北海道 北東北 南東北 関東・信越・中部・関西 中国 四国 九州 沖縄
?円 1025円 927円 830円 927円 927円 1025円 1219円
【ピーナッツバター ※準備中】ピーナッツバター ※準備中
子どもが安心して食べられる。2児の父ちゃんが育てる農薬に頼らない「きぼうのいちご」